ロケット団の強さ（TL50時）調査結果
調査内容
ロケット団が使用するポケモンは、ポケモンレベルに応じてステータスに乗じられる係数であるCPMが、プレイヤーが使用するポケモンの最大レベルよりもはるかに大きくなっています。
つまり、極めて高レベルであるような状態となっており、各ステータス及びそれを反映したCPが非常に高くなっています。
このロケット団固有のCPM（以下RCPM）は、プレイヤー側のトレーナーレベル（以下TL）に応じて大きくなり、TLの種類分存在します。
しかしRCPMはサーバ内でしか用いられず、プレイヤー側のCPMのようにアプリ解析や計算によって得ることができないため、求めるにはゲームから得られるCP等の数値から計算し推定する必要があります。
CP等の収集可能なデータは全て小数点以下切り捨て後の数値であるため、内部的に用いられているRCPMを厳密に特定することはできませんが、データを多く集めることで実用的な誤差範囲に収めることは可能です。
今回の調査では、TL50のときのRCPMについて、できるだけ多くのロケット団使用ポケモンのCPを収集することで求めました。
ご協力頂いた方々、ありがとうございました。
ステータス・CP計算式
ロケット団使用ポケモンの各ステータス及びCPの計算式は以下の通りで、従来と変わっていないことが確認できました。
ステータス
基礎値（整数）にRCPMを乗じて求められます。
基礎値は、通常のポケモンの個体値100%をベースに、攻撃力が1.666…倍（0.6の逆数）され、代わりにHPが0.6倍されています。
【攻撃力】
\[基礎値=floor\{(攻撃種族値+15)\div0.6\}\]\[攻撃力=基礎値\times RCPM\]
【防御力】
\[基礎値=防御種族値+15\]\[防御力=基礎値\times RCPM\]
【HP】
\[基礎値=floor\{(HP種族値+15)\times0.6\}\]\[HP=floor(基礎値\times RCPM)\]
※'floor'は切捨
CP
CPの計算式はプレイヤーのものと共通です。
\[CP=floor\frac{攻撃力\times\sqrt{防御力}\times\sqrt{HP※}}{10}\]
※HPは端数切捨前の値
リーダー・サカキ
リーダー（クリフ、シエラ、アルロ）及びサカキが使用するポケモンは、各ステータスに次の係数が乗じられ、したっぱが使用するポケモンよりさらに強化されています。
リーダー： ×1.05
サカキ： ×1.15
過去にはこの係数はそれぞれ×1.15、×1.25でしたので、強化倍率は小さく調整された模様です。
TL50時のRCPM
以上の条件で、収集したTL50時のCP全てに対し計算の合うRCPMの範囲を求めました。（データはコチラ）
1.315020089… ＜ RCPM ＜ 1.315021414…
誤差範囲： 0.000001324676101
中央値： 1.315020752
当サイトのバトルシミュレータでは、上記の中央値をRCPMとして採用します。
ただし、厳密に特定した値ではないため、ごく稀にCPやダメージに誤差が生じる可能性があることをご了承下さい。
より精度の高いCPMを得られた場合は随時更新します。
PL換算の強さ
約1.315というCPMは、PL30以降のCPM増加ペースが続くとすると、実にPL170前後に相当します。
ステータスだけを見ればそれほど極端に強い相手と戦っていることになります。
リーダー・サカキの強化係数も考慮しPLに換算すると、クリフ・シエラ・アルロはPL190前後、サカキはPL235前後となります。
他のTLのRCPMについて
今回の調査によりTL50については実用的なRCPMを得ることができましたが、その他のTLのRCPMを得るためには、同様にTLごとにCP情報を収集する必要があります。
それについては、需要しだいで検討しようと思います。
なおもし全TL対応型のロケット団シミュレータをつくる場合は、いっぺんに十分な情報収集をすることは現実的でないため、少量の情報から誤差が大きいRCPMでも得られたTLについてリリースしつつCP情報を受け付け、徐々に精度を高めていく方針をとりたいと思います。
GOロケット団のタグ
 | GOロケット団サカキ・リーダー おすすめ対策パーティ&立ち回り 1/26 20:21 kenerl |
 | GOロケット団したっぱ おすすめ対策パーティ&立ち回り 1/26 20:20 kenerl |
 | シエラ 1/17 07:24 |
 | クリフ 1/17 07:24 |
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