Nianticが組織再編を発表!スタジオの閉鎖や一部製品のサービス終了を発表
概要
Niantic社が公式ブログで、長期的なチャンスを生かすために組織の再編を行うことを発表しました。
具体的な変更点
- ロサンゼルススタジオの閉鎖
- プラットフォームチームの縮小
- NBA All-Worldのサービス終了とMarvel:World of Heroesの開発中止
- 230人の社員の解雇
再編理由
- 収益よりも経費の方が早く成長するのを許してしまったため
- コロナでの収益急増を受け、より積極的に成長を追求するため、既存のゲームチーム、ARプラットフォーム業務、新しいゲームプロジェクト、製品や従業員をサポートする役割を拡大し、人員と関連費用を増やしたため
- コロナ後に収益は元の水準に戻ったがゲームやプラットフォームの新規プロジェクトが投資に見合った収益を上げていないため
問題が発生してしまった原因
- 世界的なマクロ経済の減速に加え、モバイルゲームやAR市場特有の課題もあり、厳しい市場環境の中で事業を展開しているため
- アプリストアやモバイル広告の状況の変化により、新しいモバイルゲームを大規模にローンチすることがますます難しくなっているため
- 大手が投資を減速している影響で、予想以上にAR市場の発展が遅れているため
- 当社自身の業績の問題
今後の戦略と投資
- 最優先事項は、ポケモンGOを健全に保ち、永遠のゲームとして成長させること(製品とチームへの投資は増え続けている)
- 最近ローンチしたゲームを、ユーザー維持、収益、収益性の面で成功させること(ピクミン ブルーム、ペリドット、モンスターハンターNowの見通しについては自信を持っているが、やるべきことはたくさんある)
- より少ない人数でより良いものを作ることを目標に、開発するゲーム数の減少に合わせてプラットフォームチームを縮小し、集中させる
- デベロッパーが独自のAR体験を構築し、成長させ、収益化できるよう、ARマップとARプラットフォームに引き続き投資していく(最優先事項は、クロスプラットフォーム、8th Wall、UnityベースのAR体験を作成する開発者のエコシステムを構築すること)