ポケモンの出現法則 / バイオームとポケソースついて

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ポケモンGOでのポケモンの出現法則についてまとめています。また、出現法則を理解する上で重要となるポケソースやバイオームについても併せてまとめています。
ポケソースの概要
1時間に一度、決まった時間にポケモンが発生する地点
ポケモンはポケソースに、30分間or1時間固定で出現
※天候が切り替わるとポケモンも切り替わることも
出てくるポケモンの種類は
-地形(水辺、山地など)
-巣かどうか
-期間限定イベント
などで決定

ポケソースの不定期的変更

2020年8月末、公式サイトに以下の記述が追加されました。「ポケモンが出現する場所 (=ポケソースのこと?)」が「毎月のように(英語公式ではas often as every month)変化」する、とのこと。実際これに前後して、たびたびポケソースが変更されています。
公式リンク

公式より引用

2020/8/25 アップデート: ポケモンは世界中で移動しており、あなたの周りでポケモンが出現する場所も日々変化しています。 今までポケモンが出現しなかった場所でのポケモンとの出会いを、お楽しみに! ポケモンが出現する場所は、毎月のように変化していく可能性があります。

イベント以外でのポケソースの変更履歴 12/16 更新

12/16(水)朝より、一部地域からポケソースが増えたのではという報告が複数件上がっています。

上記公式発表によればポケソースは「毎月(as often as every month)」変わるとのことでしたが、実際には前回8/26(水)の追加から112日ぶりの変更となりました。

2020/08/26の更新

8/26(水)3時ごろからポケソースが増えたとの報告が多数上がっています。上記のポケソース変更が既にゲーム内に反映されているようです。

ポケモンの出現法則について

ポケモンは決まった場所(ポケソース)から1時間に一度決まった時間に30分もしくは1時間出現します。どんなポケモンが出現するかは、地形、巣、イベントなどのポケソースの属性(バイオーム)で決定されます。

ポケソースについて

ポケソースとは野生のポケモンが出現するスポットであり、世界中に点在しています。ポケ活中、一定の場所からしかポケモンが出ていないことに気づいた方も多いと思われます。その場所がポケソースです。

ポケソースはfootpath,path,cycleway,sidewalk,bicycle,footなどのOSM(Open Street Map)タグが付いた場所に多く生成されていることから、歩行や自転車で安全に移動できる場所が生成基準となっていると考えられます。また、生成されない場所にはmilitary(軍事施設)、railway(鉄道)、water(水域)などのポケモンを捕まえるには不向きと考えられる場所が指定されています。
巣やポケソースとなりうるOSMタグ一覧

バイオームについて

バイオームとはポケソースの属性のことです。例えば、海岸沿いでは、水バイオームのポケソースが多く集まっていますが、その結果コイキングのような水タイプのポケモンが多く出現しています。

では、バイオームはどのように決定されるのでしょうか?以降ではバイオームを決定している3つの要素について細かく見ていきます。

バイオーム決定の要素

①大型セル基準分布(LCBD)

Large Cell Based Distribution
マップをレベル14のS2セルごとに分けた時の比較的範囲の広いバイオーム情報です。各領域の地形データ(OSMタグ)の割合から、電気、砂漠、山頂、草原、氷などのバイオームに振り分けているのではないかと言われています。山頂周辺で、ピッピ、ゴマゾウ、ソーナンスが多く出現することは有名ですが、これは、OSMタグで「natural=peak (山頂) 」が付いている場所であることが分かっており、おつきみ山ソース(Mt Moon Biomes)と呼ばれています。

コイル、ビリリダマが多く出現する地域

一部の地域ではコイルやビリリダマが多く出現しますが、これはLCBDのバイオーム情報が効いていると言われています。たとえば、海外のある検証では、コイル、ビリリダマの多い地域のレベル14のS2セルのエリア内のOSM情報を調べたところ、水に関連する地物86%、駐車場73%、桟橋66%が含まれており、これらの情報がでんきタイプのバイオーム生成に大きな影響を与えているのではないかと考察しています。

②マップ領域基準分布(MABD)

Mapped Area Based Distribution
forest、park、beach、industrialなどのOSMタグを基にしたバイオーム情報です。①がその領域内のOSMタグ全体の情報に基づいているのに対し、こちらは1つ1つのOSMタグの情報により決定されており、より細かな領域のバイオーム情報と言えます。

③小規模基準分布

Line and Point Small Cell Based Distribution
OSM上で小川や小道など細い線で描かれている場所や、噴水などの小さな点で描かれている場所に設定されているバイオーム情報です。

各要素の優先順位

上記の要素は③、②、①の順で優先順位が高く、例えば公園内に小川がある場合には、③の影響で公園内にも水バイオームが発生しやすくなっています。

参照元:https://imgur.com/nfy839T

ポケモンの巣から出現するポケモン

ポケモンの巣はMABDの1つと考えられ、park、garden、grassなどのOSMタグが付いている場所がポケモンの巣のバイオームとなっています。公園に小川などがある場合は、そちらのバイオームの方が強力なため、ポケモンの巣のポケモンよりも水ポケモンの方が多く出現します。
ポケモンの巣とは?巣の定義と出現するポケモン

おこうやルアーから出現するポケモン

おこうやルアーで出現するポケモンはLCBDで決定されるバイオームに依存しており、ポケモンの巣はMABDで決定されているため、おこうからはほとんど出ないと言われています。

コミュニティデイでのポケモンの変化

コミュニティデイや一部の野生出現ピックアップイベントでは、巣のポケモンが一切でなくなる場合がありますが、この場合、少なくともMABDで決定されるバイオームがイベント用バイオームにすべて置き換わっていると考えられます。

イベント、天候、時間帯、季節によるポケモンの変化

コミュニティデイなどでのイベントでは、特定のポケモンが大量に発生し、また天候や時間帯、季節によっても出現するポケモンが変化しますが、これらとバイオームとの関係は明らかになっていません。もし、すべての出現情報がバイオームで管理されているとしたら、イベント、天候、時間帯、季節によってポケソースのバイオームが変化しているということになるでしょう。

実際に出現するポケモンの割合

出現するポケモンの割合は、バイオーム毎に管理されていると言われています。例えば水バイオームであれば、コダック、ニョロモ、トサキント、ヒトデマン、コイキングなどの水ポケモンをそれぞれグループ分けしグループごとに出現確率を設けているようです。ポットという単位でより細かく管理しているという検証もありますが、いずれにしてもバイオーム毎に確率が決まっていることに変わりはありません。

コメント (6件)

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コメント
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  • No.6 @Runners44 2021年6月2日
    2
    0
    信州スカイパーク・・・どう見てもナックラーの巣としか思えないんだけど・・・
  • No.5 QkdDhVg 2020年12月16日
    3
    0
    うちの周りは変わったのかなー1時間集中して
    出現時間メモしてみるかー
  • No.4 FHY2SGM 2020年12月16日
    5
    3
    今日の湧きなんか少ないなースカスカぞ?って思ったら変更あったのね…
    家ソース常時10匹程→時間によって5匹になってもうた
    減ることもあるんかい…

    重なりで目当てのがタップできず邪魔扱いしててごめんなさい
    寂しいよー(´;ω;`)
  • No.3 JEaFYzI 2020年12月16日
    2
    0
    ソースが増えるのは大歓迎。あとは巣のソースがイベントのポケモンに喰われないようになればなー。
  • No.2 stmntw/@stmntw 2020年12月16日
    12
    0
    家の周りに湧くようになって嬉しい😃
  • No.1 匿名/@yajuS102 2019年7月3日
    51
    6
    面白い記事でした。レポートありがとうございます
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