個体値ランクの解説と調べ方

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トレーナーバトル(PvP)で有効となる個体値ランクについて解説します。個体値ランクを調べるための各種ツールの使い方も説明します。

個体値ランクとは?

相手に勝つ力の順位

一般的に個体値ランクとは、その個体値のポケモンを最大レベル又はCP上限(スーパーリーグならCP1500など)まで育てたときのステータスの相手に勝つ力(=SCP)を順位づけしたものを指します。

とくにトレーナーバトル(PvP)では相手に勝つ力が重要となることから、個体値のPvPランクとも言われています。

CPとSCPの基本

優位になりやすさ

基本的に順位が高いほど、1対1で相手に勝つ力が高くなります。

しかしスーパーリーグやハイパーリーグといったCP制限環境(※個体値100%・レベル40が制限CPを越えないポケモンを除く。以下同じ)では、1位の個体値が全ての相手に対し最善なわけではありません。

CP制限環境では個体値によって様々なステータスバランスをとり、全てのステータスが同時に最大となる個体値がないためです。

ここが、ジムやレイドにおける個体値100%とは大きく違うところです。

1位だからといってどんな相手にも最善の結果になるはずということではなく、数字の噛み合わせによって、ランク上位の個体値でないと勝てない相手と、上位だと勝てないけれど他の個体値だと勝てるという相手は必ず両方存在します。

ただし、あらゆる条件を総合したとき優位となる可能性が高い順となっており、優位になりやすさの順位と言うことができます。

あらゆる相手がいる環境を想定したとき、順位が低い個体値が優位となる相手の数よりも、順位が高い個体値が優位となる相手の数の方が多くなります。

ランクの数

伝説などの一部のポケモンを除いては、個体値は攻撃・防御・HPがそれぞれ0~15の計4096通りが実在します。
したがって個体値順位も1位から4096位まであります(同着の場合を除く。以下同じ)

伝説などの、野生で出現せず特別な交換となるポケモンについては、個体値0が存在しないので、個体値順位は1位から3375位までとなります。

ミュウやデオキシスなどの交換ができないポケモンの個体値順位は1位から216位までとなります。

違いが生まれる理由と傾向

CP制限があるとき

CP制限環境で制限を超えて育てることができるポケモンの場合、個体値によって相手に勝つ力(SCP)に違いが生まれる理由は次の①と②があり、それぞれに示す傾向となります。

①CPとの評価軸のずれ

どの個体値でもCP制限付近まで強化できるので、CPという基準ではあまり差がなくなります。

しかしCPという評価値は攻撃力を強く評価しており、攻撃力・防御力・HPの価値が等しいPvPにおける強さを適切に表していません。(詳しくはコチラ

攻撃力が高いとCPが大きく上がってしまうので、CP制限の中で相手に勝つ力(SCP)を高くするには、種族値が攻撃寄りのポケモンや、同じポケモンの中でも攻撃の個体値が高いものは不利となっています。

そのため、基本的に攻撃の個体値が0に近く防御とHPの個体値が15に近い方が相手に勝つ力(SCP)が高くなります。

②CP上限との噛み合わせ

①に比べると影響は小さいですが、最適レベル時のCPがどれだけ上限に近づけるかも影響し、できるだけ上限ぴったりになる方が有利となります。

個体値バランスが悪くても、ぴったりCP1500やCP2500にできる個体値はそれなりに上位となることがあります。

逆に攻0/防15/HP15という理想バランスでも上限との噛み合わせが悪いと100位代まで落ち込むこともあります。

CP無制限のとき

CP無制限のとき、あるいはCP制限環境でも個体値100%・レベル40が制限CPを越えないときは、個体値100%(全て15)が必ず1位となります。

2位以下は、個体値が欠けていくごとに下がりますが(HP実数値が変わらない場合は同着もあり)、種族値が低いステータスほど個体値の価値が高く、種族値が高いステータスほど個体値の価値が低いので、それを反映した順となります。

CPとは基準が違うので、2位以下はCP順とは異なる順となります。

調べ方①【個体値ランクチェッカー】

新・個体値ランクチェッカー(判定用)


新・個体値ランクチェッカー(判定用)
全ての進化先の全てのリーグのランクが一目で確認できる見た目にも楽しいツールです。

個体値ランクのほか、最適レベル最適レベル時のCP進化前の上限CPも確認でき、現在のCPを入力すれば現在のレベル育成コストも確認できるなど、欲しい情報が詰まっています。

使い方

基本的にポケモンと個体値を選択するだけです。

その個体値の各進化先・リーグの順位が一覧表示されます。

できるだけ同じポケモンをまとめてチェックすると効率的でしょう。

現在のCPが上限CPを越えてしまっていると、進化後に各リーグのCPを超えてしまい使うことができないので、合わせて見るよう注意して下さい。

また、CPを入れることで現在のレベルと育成コストを確認できます。
その際上限レベルを超えてしまっているときはコストの代わりに上限超えと表示されます。

個体値ランクチェッカー(研究用)


個体値ランクチェッカー(研究用)
様々な条件を設定できる研究性に優れたランクチェッカーで、このツールに入力することでも判定ができます。

このツールでは条件に合わせて個体値をランク順に一覧表示し、その中で何位にあたるかを調べることができます。

最低個体値を変えたときの順位表示や、ステータスや受けるダメージ・与えるダメージでの絞り込みができ、上位にはどんな個体値があるか他の条件では何番目にいいか特定のポケモンに強い個体値があるかなどを調べることができます。

とくに、ダメージ分岐点を考慮した個体値絞り込みは、トッププレイヤーの研究に役立つことでしょう。

ただしリーグや進化先を絞る必要があるので、手持ちのポケモンの一般的なランク判定だけならば「新・個体値ランクチェッカー(判定用)」の方が便利です。

調べ方②【個体値ランク表】

PvP個体値ランク表


PvP個体値ランク表
入力の手間が少なく、コミュニティデイ巣を探索するときなど、一度に同じポケモンを大量に厳選するときに便利なツールです。

条件にあてはまる個体値を個体値順に並べ替えて表示します。

個体値順とは15→0の順(攻撃→防御→HPの優先順位)で並んでいるということで、検索が容易になります。

リーグ(複数選択可)、順位(~位以内)を指定できます。

使い方

ボックスの対象ポケモンの個体値をみながら、表に当てはまるものがあるかどうかを探します。

その際、捕獲時のCPが上限CPを越えていると進化後に上限を超えてしまうので、個体値が該当したら上限CPのチェックも忘れずして下さい。

なお、リーダー評価の★の数を掲載しているので、ボックス検索のリーダー評価の絞り込みと併用できるかどうかの判断にご利用下さい。

選別が早くなる

目当ての個体値を個体値順に並べて見ることで、例えば「攻撃4で当たりの個体値はこれだけ、攻撃5以上はない」など、欲しい順位にはどんな数字の並びがあるかのポイントを把握できます。
これにより厳選をスムーズに行えるようになります。

そのため、新・個体値ランクチェッカーを使った厳選をする際にも、同じポケモンを沢山チェックするときには、欲しい個体値を一度個体値順に並べてみてポイントをつかむことで余計な個体のチェックを減らせます。

画像ランク表

この表は、スクロールなく全体を表示できるとより便利となります。

そこで、コミュニティデイに合わせて、スーパーリーグ・ハイパーリーグ各50位内に設定した画像ランク表も用意しています。


※タップして拡大できます。

両リーグ50位以内という条件でよければ、この画像をプリントアウトするか、別端末で表示しながら見比べることで入力の手間もなく高速厳選ができます。

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