GBLシーズン2総評&採用率ランキング(ハイパーリーグ)
シーズン2総評 リーグ別リンク | |||
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スーパー | ハイパー | マスター(準備中) | プレミア(準備中) |
バトルリーグ(ハイパーリーグ)のシーズン2期間中の計1500戦以上のバトルを集計し、対戦相手が使用したポケモンの採用数と採用率をまとめました。
集計対象 | |
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集計期間 | 2020年6月2日(火) 〜 7月6日(月) |
リーグ | ハイパーリーグ |
ランク帯 | 8~9 |
採用率ランキング
環境総評
安定のトップ3
シーズン2はシーズン1に引き続きギラティナ・レジスチル・ラグラージが上位を占める形となった。この3体は単体でも強いポケモンたちだが、お互いの相性補完にも優れていることも相まって高い採用率となった印象だ。プレシーズンから環境上位に君臨し続けるこの3体に割って入るポケモンが現れるのか今後のハイパーリーグに注目していきたい。
そんなトップ3内で変化が
今シーズンもトップ3は変わらなかったがその中でも2位と3位のレジスチルとラグラージの順位が入れ替わった。環境の核となる部分での順位変動は大きな意味を持っているため注目していきたい。その要因としてあげられるのは今シーズン4位にランクインしたクレセリアの存在だろう。クレセリアはレジスチルに対して一方的に弱いがラグラージに対しては有利に戦えるためこの二体の順位変動に大きくかかわったといえそうだ。
クレセリアが4位にランクイン!
今シーズンはクレセリアの採用率が大幅に上がり4位にランクインした点に注目したい。前シーズンと比較すると13位(7.01%)→4位(26.86%)で+19.85%の上り幅となり環境に激増する形となった。その要因となったのはゲージ技にくさむすびを新たに習得し、ムーンフォースの性能に上方修正がかかったことでクレセリアが扱いやすくなったことがあげられる。この大幅な強化により今シーズンはクレセリアが環境に多大なる影響を与えた。
シュバルゴが5位にランクイン!
今シーズンから急激に採用率を伸ばしたポケモンとしてシュバルゴにも注目したい。前シーズンの採用率は24位(1.78%)だったのに対して今シーズンは5位(17.47%)となり+15.69%の大きな上り幅となった。その要因としてシュバルゴは激増したクレセリアや環境上位のレジスチルに強いため環境的に動きやすかったことがあげられるだろう。
ニョロボン・Aミュウツーがトップ10圏外へ
前シーズンまでトップ5にいたニョロボンとAミュウツーだったが今シーズンはそろってトップ10から外れる形となった。前シーズンと比較するとニョロボンは5位(16.39%)→13位(8.13%)で-8.26%となり、Aミュウツーは4位(17.79%)→16位(4.59%)で-13.2%となった。その要因としてはやはり激増したクレセリアの影響が大きいだろう。この2体はクレセリアに弱いため環境的に動きづらくなったことが採用率を減らした一番の要因だと考えられそうだ。
シーズン3の展望
今回の採用率トップ5に入っているレジスチルとクレセリアが使っている技にシーズン3から下方修正が入るため、この2体が引き続き高い採用率を維持できるのか注目したい。特に、今回の環境ではレジスチルがクレセリアの抑止力となっていたため、レジスチルの採用が極端に落ちるようであればクレセリアが蔓延する可能性も十分に考えられるだろう。
第1位:ギラティナ(アナザー)
高い耐久力と優秀なタイプ
ギラティナは高水準の耐久力を生かして多くのポケモンと撃ち合うことができる。高い耐久力により相手の攻撃に縛られる(=シールドを使わされる)場面が少ないため対戦中にとれる選択肢が多いは魅力的だ。そしてギラティナが持つゴースト・ドラゴンという複合タイプは耐性が8個もあるためパーティ内で相性補完を考えるうえでも重宝される。特にハイパーリーグで猛威を振るっているハイドロカノン・ブラストバーン・ハードプラントといった御三家ポケモンが扱う強力な技の一貫を切ることができる点は非常に優秀だ。
優秀な通常技とゲージ技
ギラティナが覚える通常技のりゅうのいぶきとシャドークローはどちらも非常に優秀だ。この二つの技は威力が高くゲージの増加量にも優れているため相手にダメージを与えながら素早くゲージをためることができる。さらにこの二つの通常技はタイプが異なるためどちらかのタイプが等倍以上で通ることがほとんどなので非常に対策されづらい。そしてゲージ技のドラゴンクロー・かげうち・げんしのちからはいずれもゲージ消費の少ない技なので優秀な通常技と併用することで早い回転で連発することができるため常に安定した戦いが可能になる。
第2位:レジスチル
高い耐久力と鋼単タイプが優秀
レジスチルはハイパーリーグの中でもトップクラスの耐久力を誇っている。弱点をつかれても一撃で落ちることはほとんどないためシールドが無くても行動回数が保証されている点は非常に心強い。さらにレジスチルが持っている鋼タイプは耐性が11個もあるので、もともと高い耐久力が実戦ではさらに高く感じられるだろう。
ロックオン+ゲージ技の範囲が優秀
レジスチルが使うロックオンという通常技はすべての技の中で最も早くゲージをためることができる強力な技だ。レジスチルが使うゲージ技のきあいだまとラスターカノンは消費ゲージが多い技なのでロックオンとの相性が良い。ラスターカノンときあいだまは複合タイプを除いて両方に耐性があるタイプはないので技範囲にも優れている。
第3位:ラグラージ
マッドショット+強力なゲージ技
ラグラージが覚えるマッドショットという通常技は非常に早くゲージをためることができるのでゲージ技との相性がとても良い。さらにゲージ技のハイドロカノンとじしんは両方ともタイプ一致で打てる威力の高い技なのでマッドショットとの組み合わせは非常に強力だ。特にハイドロカノンはゲージ消費量が少なく、それに対する威力が非常に高い破格の性能を誇っているためこの技を連発できることがラグラージの採用理由といっても過言ではないだろう。
弱点が一つしかない優秀なタイプ
ラグラージは水・地面という弱点が一つしかない優秀な複合タイプを持っている。そのため相手が草タイプの技を持っていなければ安定した戦いが可能になる。似たような役割を持つ同じ水タイプのニョロボンと比較してもフェアリー・エスパーなど環境に一定数いるポケモンたちから弱点をつかれない点は優秀といえる。草技を採用していないパーティも少なくないためラグラージは多くの場面で安定した活躍を見せていた印象だ。
第4位:クレセリア
圧倒的な耐久力
クレセリアはハイパーリーグ環境の中でもトップクラスの耐久力を誇っている。多くの局面で相手の攻撃に耐えて反撃できる能力は非常に魅力的だ。実戦においてはシールドを使わない選択肢をとることができたり、交代時間を稼いで再交代を狙えるなど戦略の自由度が高まるため高耐久の恩恵は非常に大きいといえる。
環境に刺さる技範囲
クレセリアが主に扱うゲージ技のムーンフォースとくさむすびの技範囲は現環境のハイパーリーグにおいてとても優れた技範囲を持っている。特に環境のトップメタであるギラティナとラグラージの両方に対して弱点をつけるメリットがとても大きい。この二つの技に耐性のある炎・毒タイプに対してもタイプ一致のみらいよちが等倍以上の打点となるため非常に対策しづらいポケモンといえるだろう。
第5位:シュバルゴ
優れた複合タイプ
シュバルゴが持つ虫・鋼タイプはとても理にかなっていて優れた複合タイプだ。この二つのタイプを組み合わせることによって弱点が1個に対して耐性を9個も持つことができる。弱点が少ないため幅広い相手と撃ち合うことができて、多くの耐性により相性補完を考慮しやすいことから高い採用率となった印象だ。
クレセリア+レジスチルに強い
シュバルゴは前述した優秀なタイプと覚える技を組み合わせることでハイパーリーグのトップメタであるクレセリア+レジスチルの並びに対して強く出られる点が非常に優秀だ。クレセリアに対しては相手が覚える技全てに耐性を持ち、ゲージ技のメガホーンで弱点を突くことができる。さらにレジスチルに対しては通常技のカウンターとゲージ技のドリルライナーの両方で弱点を突くことができる。単体で対策することが難しいこの二体の並びに対して有利に戦えるシュバルゴは非常に重宝される存在だ。
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