No.5 匿名/EpWJUSU 2016年2月18日
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その日もなけなしの石をガチャに投げ入れ、半ば諦め気味に演出を見守る。降りてきたのはレア何人かと、『激レア ヨシオ』
何が激レアだ。とぼけた顔しやがって!何もかもが今更時代遅れなんだよ!!
…長らく当たりが来なくて焼きが回ったのだろう。気がつくと僕はヨシオを4凸レベマにしていた。

試しに使ってみると何ともまぁ平凡以下の性能。
多少の打たれ強さはあるものの使いにくく弱いスキル、ネタにすらならないつまらない性能。雑魚にすら苦戦し、相手の攻撃を見極め回避、カウンターで少しでも多くのダメージを狙う。それでも中々倒せない。
時間の無駄遣いでしかない、頭ではそう分かっていながら何度も何度もヨシオを使っていた。
彼を使っていると何かを思い出しそうになる。
それが何なのか理解するのに苦労はなかった。

いつからだろう、性能や効率ばかり求めてゲーム本来の楽しさを忘れていたのは…。

 僕はヨシオと冒険に出る決意をした。
長らくウッドブレードしかもってなかった彼に☆4武器を新調し、ソロプレイを重ねて彼の独特の操作性にも馴染んでいった。
遂には僕がヨシオなのか、ヨシオが僕なのか分からなくなるほどの一体感を感じるまでに成長した。

 今の僕は勇者だ!皆に勇者の何たるかを教えてやるんだ!いざ、協力プレイ!!!

ピーク『バイバーイ^^』

~創世のヨシオ戦記 第一部 完~

返信コメント(1件)

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  • No.6 匿名/MVUZlVY 2016年3月15日
    0
    お疲れ様でした
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