フジテレビ「ポケモンGOが変えた世界」のジョン・ハンケ氏全メッセージと内容まとめ
目次
ジョン・ハンケ氏の全メッセージまとめ
- 外の世界は興味深く楽しい場所だということ。家の外に飛び出し、その世界を見て、新鮮な空気を吸う…それを友人や家族と一緒に行うのは素晴らしい時間の過ごし方です。
- これほど世界中で受け入れられていることにチームのみんなもとても驚いているはずです。ポケモンGOは多くの面で人々の共感を得たのです。親と子供が一緒にゲームをしているという話を聞いて嬉しかったことを覚えています。ポケモンを見つけ、興奮して叫んでいる人々や、ポケモンを捕まえに行く人々など、現実の世界で人々が一緒に楽しんでいるのを見るのは素晴らしいことでした。
- 我々にはお金をもうける以外にもゴールがあるのです。人々が外に出て自分の街を冒険したいという気にさせることが重要なのです。ポケモンGOをしていて訪れるのは、その人の近所や住んでいる地域の歴史的芸術的な場所です。スマホのスクリーンの中で起きていることだけではなく、「スクリーンの中」と「現実の世界」に存在する場所とのつながりを認識してもらいたかったのです。
- この10年ほどでスマホなどのスクリーンを介して他の人と交流することをテクノロジーが促しています。これはよくないことです。私も親として子どもたちが家の中でスクリーンに向かう時間が増えているのを見ています。テクノロジーを使って息子が私と一緒に外に行きたくなるような何かを作り、色んな場所を冒険して屋外を歩いたりハイキングをしたかったんです。
- 私はあまりPay to winのアイデアに基いて作られたゲームを楽しめません。自分自身のプレーが結果につながるゲームに興味を引かれます。課金で有利になるゲームは面白いとは思いません。
- ポケモンがただランダムに出現していると感じないようにするのが重要です。本当に生き物であると感じられるような「出現のロジック」が欲しかったのです。
- 自分の子供と外に出て、一緒に遊びたくなるようなゲームを作るのが、私の個人的な動機でもあったので、親子で一緒に楽しめるゲームとしてみんなが喜んでいるという話を聞くのは嬉しい。
- 我々は製品を良くし、欠陥を改善しようとしています。人々が外に出て、地域社会で積極的に活動し、公園で活動する。それを友人や家族と一緒にやることを促すことで、世界の状況にポジティブな貢献ができると思います。最終的には世界に与えるポジティブな影響が、起こり得るネガティブな事柄に勝ると思います。
- ポケモンGOはライフスタイルだと思います。我々はぜひ人々の人生を変えてみたいですし、もっとアクティブになってもらいたい。もっと友人や家族と交流をもって欲しいのです。それはユーザー次第です。
ポケモンGOを支える人たち
運営のナイアンティックは、2010年にグーグルの社内プロジェクトとして誕生し、2015年グーグルから独立。サンフランシスコの他にも技術チームがシアトルやシリコンバレーにオフィスを構え、6億人が楽しむポケモンGOを総勢70人のスタッフで運用している。
代表は、グーグルマップの元責任者、ジョン・ハンケ氏。
2013年にナイアンティックが開発し2000万人が遊ぶIngressがポケモンGOの土台となっている。
開発チーフの野村達雄氏
大切にしているのは、少年時代に愛したポケモンの世界観を変えないこと。
野村氏のポケモンのルーツはおよそ20年前に出た初代ポケットモンスター赤・緑。
ポケモンGOができるまで
2014年4月1日、Googleのエイプリルフール企画でGoogleMAPに151匹のポケモンを配置。提案したのは野村氏だ。
これをただのエイプリルフール企画で終わらせなかった男がいた。
ジョン・ハンケ氏だ。
「これは素晴らしいと思い、そのアイデアをさらに進めて、このコンセプトを基にゲームを作ること。ポケモン者に連絡を取ることをその時点で決めました。」
野村氏がポケモンGOスタートのボタンを押し、各国に次々とリリース!
課金システムについて
ジョン・ハンケ氏は課金に保守的。
スーパーボールやハイパーボールをお金で買えると、お金を払った方が良い物が手に入るということになるので、没になった。
ポケモンGOのこだわり
本物の生き物であると感じられるように、ポケモンの特性に合わせて出現場所を細かく制御している。
ポケモンを支えるサーバー
ポケモンGOユーザーは加速度的に増え当初の想定の10倍以上。サーバーは危機的な状況だった。
サーバーを支える技術担当は5人
ポケモンカンパニーCEOの石原氏もサーバーが落ちなかったことは驚異的なことだと述べている。
ポケモンGOが変えた世界
自閉症スペクトラム障害が原因で12年間ひきこもりがちだった、イアン・サイアー君12才。
ポケモンGOが家の外の世界の楽しさを教えてくれた。
リハビリに利用する病院も。
デイケアでも人気。高齢者が元気に!
復興支援にも。宮城県で世界初の公認イベント。
5年間で1万人以上の子供の命が失われているシリアでは、子どもたちを救うキャンペーンに利用されている。この20年間で最も効果的だったキャンペーンがポケモンGOだったという。
今は無き建物ポケストップとなって記憶の中に行き続けている。
ポケモンGO利用者
プレーヤーが最も多い年代は18~29才。
しかしプレー時間が最も多い年代は50才以上の男性だ。
ポケモンGOの課題
ポケモンGOによる交通事故
不正なツールを使ったモラル無きユーザーにより、街が混乱。
番組情報
フジテレビ公式ではありませんがテレビ放送の動画が、YouTubeにいくつか上がっている。
番組タイトル | ポケモンGOが変えた世界 |
放送日時 | 12月19日(月)24時45分~25時45分 |
出演者 | ジョン・ハンケ(CEO/ナイアンティック)他 |
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