不正行為、不正ツールとは?BANされる可能性のあるツールまとめ
ペナルティ | ||
---|---|---|
ソフトBAN | 永久BAN | 不正ツール |
目次
不正行為、不正ツールとは?
ポケモンGOでは、不正行為や不正ツールについて利用規約とトレーナーガイドラインで次のように規定しています。
利用規約の一部抜粋
本規約において明示的に許容される場合を除き、お客様は、(a)本アプリに基づく派生物をコピー、修正若しくは作成すること、(b)いずれかの第三者に対して本アプリを配布、譲渡、サブライセンス許諾、賃貸若しくは貸し出すこと、(c)本アプリをリバースエンジニアリング、逆コンパイル若しくは逆アセンブルすること、又は(d)何らかの方法により複数のユーザーが本アプリの機能性を利用できるようにすることはできません。当社は、本規約に基づきお客様に明示的に付与されていない本アプリに関するすべての権利を留保します。
トレーナーガイドラインの一部抜粋
不正行為はやめましょう。フェアなプレイをお願いします。Pokémon GO はモバイルデバイスでプレイでき、あなたを外の世界に誘い、世界を発見させるよう作られています。残念ながらチートの手段は次々に生み出されますが、少なくとも以下のものを含みます。変更を加えた、また非公式のソフトウェアを使用すること。複数アカウントでプレイすること。(1プレイヤー 1アカウントでお願いします。)アカウントの複数人での共有。位置情報を変更したり操作したりするツールや技術の使用。アカウントの販売や交換。もし不正行為の疑いがある方を発見した場合は、ヘルプセンターから連絡してください。
これらのガイドラインの執行について : 私たちは報告されたアカウントやコンテンツをレビューし、これらのガイドラインに違反していないか確認しています。トレーナーガイドラインの違反にはアカウントにペナルティーが発生します。ペナルティには、警告やゲームからの一時的な追放、より深刻な場合や繰り返しの違反の場合には、アカウントの削除などがあります。
※2017年11月16日時点
非公式のソフトウェアの範囲
トレーナーガイドラインの中で「非公式のソフトウェアの使用」を違反としていますが、これがどこまでの範囲を表しているのか現在のところ不明です。ポケモンGOに関連するすべての非公式ソフトウェアが不正となると、個体値チェッカーや攻略関連のアプリも対象となってしまいます。
公式で違反、BAN対象としているツール
行為/ツール | 規約違反 | BAN対象 |
---|---|---|
リバースエンジニアリング(解析) | ○ | |
位置偽装ツール | ○ | ○ |
API利用ツール | ○ | ○ |
自動サーチツール | ○ | |
複数アカウント | ○ | |
アカウントの複数人での利用 | ○ | |
アカウント販売 | ○ | |
個体値チェックツール ※API未使用 | ||
自動化ツール | ? |
リバースエンジニアリング(解析)
リバースエンジニアリングとはプログラムを逆コンパイルして、内容を読み取る行為です。規約では禁止されていますが、ペナルティなどの対象には現在のところなっていません。
逆コンパイルって何?
プログラムはプログラム言語と呼ばれる言語で作成しますが、このプログラムを動かすために、コンピューターが読める形に変換する一連の作業をコンパイルと呼びます。逆コンパイルでは専用のツールを使ってこれを再度、人間が読める形に戻していきます。
位置偽装ツール
GPSの位置情報を置き換えるアプリを使用し、ポケモンGO内で自由に移動する行為です。トレーナーガイドラインで違反行為として指定されており、位置偽装ツール使用者はスラッシュBAN、永久BANなどになります。
ブラックリストアプリ
ver.0.81.1以降、位置偽装ツールなどをブラックリストアプリとしてチェックする機能が追加されました。ブラックリストアプリが端末内に入っている場合、以下のような警告が表示され、アプリを削除するまでゲームをすることができなくなります。
API利用のツール
PokeIVのようなAPI(ポケモンGO内のデータに直接アクセスするためのインターフェイス)を利用したツールは、レアBANの対象となっており、不正ツールに該当します。
自動サーチツール
公式サーバーにアクセスしリアルタイムにポケモンやレイドボスの出現情報を表示するツールです。自動サーチツールの内部では、自動的に各地の出現情報を収集するボットのようなプログラムが動いており、不正行為に該当します。現在のところ、サーチツールやツール利用者へのペナルティはありません。
サーチツール提供者には警告あり
以前、海外で広く使われていた「pokemap」「pokealert」は株式会社ポケモンから知的財産侵害の通達を受けたことが理由で、提供を終了しています。
複数アカウント
複数アカウントはガイドラインで違反行為として明確に記載されていますが、現在のところ、BAN対象とはなっていません。
自動化ツール
ポケモンの自動捕獲などのマクロツールは現在のところ話題となっていませんが、他のゲームアプリでは禁止行為として規定されているものが多くあります。また、iOSの標準機能であるスイッチコントロールについては、ほとんどのゲームで明確な規定はなくグレーゾーンとされています。
訴訟問題への発展も 1/13 更新
不正アプリに対してはNianticがたびたび訴訟を起こしており、2021年1月にはポケモンGOやIngressの位置偽装アプリを提供していたGlobal++が約5億2000万円の損害賠償をNianticに支払い和解しています。NianticはGlobal++のチートアプリを数十万ものユーザーが利用していたと指摘しており、ポケモンGOの運営に対する影響も少なからずあったものと考えられます。
ペナルティのタグ
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