
GBLシーズン1総評&採用率ランキング(スーパーリーグ)
シーズン1 総評 | ||
---|---|---|
スーパー | ハイパー | マスター |
バトルリーグ(スーパーリーグ)のシーズン1期間中の900戦以上のバトルを集計し、対戦相手が使用したポケモンの採用数と採用率をまとめました。
集計対象 | |
---|---|
集計期間 | 2020年3月14日(土) 〜 3月27日(金) |
リーグ | ![]() |
ランク帯 | 6以上 |
採用率ランキング
環境総評
安定のトップ3
シーズン1のスーパーリーグはプレシーズンに引き続きマリルリ・レジスチル・チルタリスが上位を占める形となった。この3体は単体でも強いポケモンたちだが、お互いの相性補完にも優れているため同時に採用しやすいことも高い採用率につながったといえるだろう。今後のスーパーリーグはこのトップ3に割って入るポケモンが現れるのか注目していきたい。
トップ10内での変化
採用率集計時におけるシーズン1の環境はプレシーズンと比べて追加された要素や仕様変更はなかったがトップ10の中で順位が大きく入れ替わったものがあった。
ラグラージは採用率大幅ダウン…
まずはラグラージが4位(21.38%)→10位(8.29%)となり半数以下の割合となった点に注目したい。ラグラージはレジスチルに強くマリルリに対して有効打を持っているにも関わらず上位にランクインできなかったのはなぜだろうか。その要因として考えられるのはラグラージが採用率3位のチルタリスと5位のメガニウムに一方的に弱いことがあげられる。さらにラグラージは耐久力が比較的低いためシールドの有無で性能に波が出やすいことも影響したと考えられる。これらの要因を裏付けたのは同タイプで採用率を8位(11.41%)→6位(15.29%)へと上げたナマズンの存在だ。ナマズンはラグラージよりも耐久力が高くラグラージが覚えることのできないふぶきを使うことでチルタリスやメガニウムを突破あるいはシールド枚数のアドバンテージを得ることができるため勝ち筋を残すことができる。
プレシーズンから環境に大きな変化はなかったがこれらの点をプレイヤーたちが考慮し始めたことでラグラージの採用率が下がったといえるだろう。
エアームドは採用率アップ!
その一方でエアームドが7位(11.96%)→4位(19.7%)へ採用率を上げた点にも注目したい。プレシーズンでは飛行タイプの採用率はチルタリスに偏っていたがシーズン1ではエアームドが順位を上げたことで3位と4位に飛行タイプがランクインする結果となった。エアームドが採用率を上げたことでチルタリスの採用率が大きく落ち込まなかったことを踏まえるとシーズン1は飛行タイプの重要性が高まったシーズンだったといえそうだ。その要因としては環境上位のレジスチル・マリルリを対策できる地面・格闘・草タイプへのケアとして飛行タイプの需要が高まったことがあげられる。採用率がエアームドとチルタリスのどちらか一方に偏らなかったのはこの二体はタイプと技が異なるため組ませるポケモン次第で使い分けられていたということだろう。
第1位:マリルリ
高い耐久力
マリルリは高い耐久力を生かして幅広いポケモンたちと撃ち合える。弱点をつかれても一撃で倒れることがほとんどないため対戦の中でシールドを使わない選択肢をとることができる。これにより相手の技に縛られる(=シールドを使わされる)場面が少ないので余裕を持って対戦することができる点は心強い。
水・フェアリータイプは優秀なタイプ
マリルリが持っている水・フェアリーの複合タイプは耐性に優れている。フェアリータイプによって悪・ドラゴン・格闘といったタイプに耐性がある点は他の水タイプにない利点だ。一貫性の出やすいこれらのタイプに耐性を持つことでパーティ内での相性補完を考えるうえでも重宝される。
広い技範囲
マリルリが覚えるゲージ技にはハイドロポンプ・れいとうビーム・じゃれつくがあり三つの技を合わせた範囲は非常に優秀だ。水タイプのハイドロポンプは威力が高く等倍以上で通りやすい強力な技だ。そしてそのハイドロポンプに耐性のあるドラゴン・草タイプに有効な氷タイプのれいとうビームを併用することで相手の水タイプ以外へ等倍以上の打点を確保することができる。さらにその水タイプに対してはタイプ一致でフェアリータイプのじゃれつくが等倍で通るので三つのゲージ技を合わせた範囲はとても広いといえるだろう。
第2位:レジスチル
ロックオン+ゲージ技の範囲が強い
レジスチルが覚える通常技のロックオンはすべての通常技の中で最も早くゲージ量をためることができる強力な技だ。これによりレジスチルが覚えるゲージ消費量の多いゲージ技も使いこなすことができる。そしてゲージ技である鋼タイプのラスターカノンと格闘タイプのきあいだまを合わせた技範囲は複合タイプを除いて両方に耐性のあるタイプは存在しないため優秀な技範囲となる。
高い耐久力と鋼単タイプが優秀
レジスチルは優れたステータスにより高い耐久力を誇っている。相手の攻撃に耐えられる耐久力は対戦の中での安定感につながるため魅力的だ。さらにレジスチルがもつ鋼タイプは弱点3個に対して耐性が11個と非常に優秀なタイプであるため、もともと高い耐久力が多くの耐性により更に高く感じられるだろう。
第3位:チルタリス
りゅうのいぶき+ゴッドバードが優秀
チルタリスが使う通常技のりゅうのいぶきは威力が高いため通常技同士でのダメージレースに優れている。現環境のスーパーリーグはチルタリスに対して一方的に有利な通常技を使ってくるポケモンが少ない状況だ。そのためシールドを使いながら通常技の打ち合いに持ち込むことができれば多くの相手を突破できるため強力だ。さらにゲージ技のゴッドバードも少ないゲージ量で打てる威力の高い技なので、通常技で足りない火力を補ったり飛行タイプの仮想敵である格闘・草タイプに対して有効なゲージ技として重宝される。
トップ2との相性補完が優秀
チルタリスは今回の採用率ランキングで1位のマリルリ・2位のレジスチルとの相性補完にも優れている。マリルリが弱い草タイプ、レジスチルが弱い地面・炎タイプにチルタリスが強いため相性補完を考慮してパーティに同時採用しやすい。このように単体性能が高いポケモン同士の組み合わせが優秀なことも相まってそれぞれ高い採用率になったといえるだろう。
第4位:エアームド
鋼・飛行は優秀な複合タイプ
エアームドがもつ鋼・飛行というタイプは弱点2個に対して耐性10個という非常に優れた複合タイプだ。今回の環境においてエアームドが苦手とする電気・炎タイプはトップ10に入っていないため比較的動きやすい環境だったといえるだろう。ほかの飛行タイプと比べても弱点をつかれるケースが少ないため安定した活躍を見せていた印象だ。
草タイプにめっぽう強い
エアームドは持ち合わせている技とタイプにより草タイプに対して圧倒的な性能を誇っている。草タイプは採用率の高い水タイプを仮想敵としてシーズン1の環境では数多く見られた。エアームドはそういった草タイプに強く出ることができて他のポケモンに対しても一定の行動保証があるため高い採用率となったのだろう。
第5位:メガニウム
つるのむち+ハードプラントが強い
メガニウムが主に使うゲージ技である草タイプのハードプラントは少ないゲージ量で発動できて尚且つ威力が高いとても優れた技だ。さらにメガニウムはゲージを素早くためることができる通常技のつるのむちを使うことでハードプラントを連発することができる。そのためつるのむち+ハードプラントの組み合わせは等倍以上のダメージレースで相手を圧倒できるポテンシャルを持っている。
トップ2に対する有効打
メガニウムのゲージ技であるハードプラントと地震を合わせた技範囲はとても優秀だ。そしてこの二種類のゲージ技は草タイプと地面タイプなので採用率上位のマリルリとレジスチルに対する有効打となる。マリルリとレジスチルは相性補完にも優れているためこの並びの両方に有効打を持っている点はメガニウムが高い採用率になった要因といえるだろう。
GOバトルリーグのタグ
![]() | GOバトルリーグの遊び方と仕様まとめ 1/18 11:14 |
![]() | これができればOK!?GBL最高ランク到達までの上達ステップ 12/8 02:20 JPhayato |
![]() | 新・個体値ランクチェッカー 11/15 09:40 |
![]() | リーダーボード (国別) / GBLランキング 10/23 19:37 |